【世にも奇妙な君物語】浅井リョウ
内容(「BOOK」データベースより)
異様な世界観。複数の伏線。先の読めない展開。想像を超えた結末と、それに続く恐怖。もしこれらが好物でしたら、これはあなたのための物語です。待ち受ける「意外な真相」に、心の準備をお願いします。各話読み味は異なりますが、決して最後まで気を抜かずに―では始めましょう。朝井版「世にも奇妙な物語」。
本家の『世にも奇妙な物語』と同じく、5編の短編から構成されています。
①シェアハウさない
シェアハウスについて取材をすべく、自らもシェアハウスの仲間入りをすることになった浩子。彼らは一体何の目的でシェアハウスで暮らしているのか…。
その理由がわかっただけでもびっくりなのに、ラスト1行さらに衝撃的です。
②リア充裁判
コミュニケーション能力促進法なる新世代の法律ができ、きちんとコミュニケーション能力が身についているかを問われるリア充裁判が行われている。コミュニケーションよりも大切だと思うことを自分なりに貫いて生きてきた知子が、裁判でどう判断されたか…。これまたラストのラストで、「そういうことかい!!」となります。
③立て!金次郎
幼稚園教諭の幸次郎(あだ名が金次郎)は、子どもに寄り添った教育を目指すのだが、同僚の教諭に保護者からクレームの入らないやり方を強要されて…。
またまた、ラストで「わー…そっちもかい!!怖っ!!!」となります。
④13・5文字しか集中して読めな
隙間時間などでサクッと読めるネットニュースを配信するニュースライターの香織。
いかに人が気になるタイトルをつけられるか…憧れの上司を目指し、日々頑張っていたのだが…。子どもは親を見ています…。私は5編の中で、このお話がダントツで怖かったです…。「怖っ!!気をつけなきゃ!!!」となりました…。
⑤脇役バトルロワイヤル
いかにも『世にも奇妙な物語』っぽいお話だと思います。
大物演出家の次の舞台の主役を決めるオーディション。集まったのは脇役がぴったりの役者ばかり…。ある条件のもと、一人ひとり脱落していきます。
他の4話のお話の登場人物をドラマで演じた役者たちという設定があり、面白いと思いました。
こちらはラストまで読んでもあまりイメージがわかず、「ふーん…」で終わっっちゃいました。
2020年に入って初の読書になりましたが、短編で読みやすくてよかったかな☆
今年は1か月に1冊ペースで読みたかったのに、いきなり挫折です(笑)
でも、読書の楽しみを思い出したので、また少しずつ読んで、
ブログ記事にもしていきたいです。
やっぱりブログにすると、深く読もうと思えるし、
読んだ後もいろいろと考えるので、記憶にも残りやすくていいですね(*´ω`*)
去年は妊娠・出産もあり、読者はしていたものの、
全然ブログには残せなかったので、今年こそは…!!
なかなかゆっくり時間がとれないのが、難しいところだけど(´・ω・`)
立派な書評みたいなものはできないけど、
読んで思ったこととか、読書が好きな主婦が気楽におすすめする感じで
綴っていけたらな…と思います(*´▽`*)