【イニシエーション・ラブ】 乾くるみ
したたかすぎます…怖すぎます…
前回の記事からかなり時間があいてしまいましたが…
今回はこちらを紹介したいと思います。
私は今回で3回目かな。数回読んでいます。
以前になにかのテレビ番組で、
くりぃむしちゅーの有田さんが紹介されていて話題になりました。
私もそれで読んでみたはず…。
内容(「BOOK」データベースより)
僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。
詳しくお話しちゃうと、ネタバレになるので、難しい…。
とにかく、マユと鈴木の恋愛小説なんですよね。それは間違いない。
昭和の時代のお話で、カセットテープなんかが出てくるわけで、
それにちなんでか、小説自体も大きく
side A と side B のふたつの章に分けられています。
これがミソと言えるでしょうかね。
初めて読んだときは、読了後、
思わずすぐに初めから読み直してしまいました。
それくらい衝撃的でしたから…。
この小説、私は出てくる人のほとんどが好きにはなれませんでした。
人間のしたたかさや、ドライすぎる部分なんかが怖い(´◉◞౪◟◉)
あ、あと、ちょっとベッドシーンの描写?みたいなものが、
長いし細かいしで、私はそういうのはあまり好きではないので苦痛でしたね…
と言いつつ、何度も読んでいるじゃないかという声も聞こえてきそうですがw
こちらの作品は映画化もされていて、実は映画も見ました(*´з`)
読書も好きだけど、映画鑑賞もかなり好きなんです。
姿が見えない小説だからこそ、成功するトリックがおもしろい作品だと
思っていたので、一体どんな風に映像化するのかなぁ…と気になって。
ちょっと無理がある感じではあったけど、ありといえばありなのかな…
という感じで、そこは乗り越えてましたw
昭和レトロな感じも画面からひしひしと感じられて楽しかったです♪
当時流行っていたであろう曲もたくさん流れてきます(*´з`)
こういうところは映画ならではの楽しみですね☆
マユ役の前田敦子さん、ぶりっ子な感じがすごく似合ってました。
あぁ、こういうふうに振舞えば、男性の目にはかわいく映るのかぁ…
なんて感心しながら見てましたw
まぁ、それもラストには怖さに変わるんですけどね…
おっと、ネタバレになっちゃいますね。
ここまでにしておきます(´・ω・`)
こういうどんでん返し系のお話は大好物です( *´艸`)
気になった方はぜひぜひ読んでみてくださーい☆
以上です(*´ω`*)
あ、ちなみに、乾くるみさんの小説でしたら、
こちらもおすすめです(*^▽^*)