本のおはなし

ゆるーい読書日記です( *´艸`) 書評など難しいことはできないけど、読んだ本について感想などを綴っていきます♪

【ナミヤ雑貨店の奇蹟】東野圭吾

 

【奇跡】 と 【奇蹟】 の違いをご存知ですか??

 

 

私はこの本に出会うまで知りませんでした。

f:id:Rincoco:20180514085232j:image

 

 

【奇跡】は、単なる偶然などで起こった不思議な出来事。

【奇蹟】は、神様が起こした不思議な出来事。

…だそうです。

 

 

まさに、この作品には【奇蹟】がぴったり!!

さすが東野圭吾さんです!!

 

 

…って、私、実はこの本2回目です。

最初に読んだ時はサラッと流してしまっていましたが、今回ふと気になったタイトルの【奇蹟】。普段は【奇跡】の方を目にすることが多いけど、何が違うのかなぁ?

そんな軽い気持ちで調べたら、ちゃんと意味が違ってて、きっと東野さんはそこも考えてこのタイトルにしたんだなぁって、さらなる感動が生まれました(*⁰▿⁰*)

 

 

あ、肝心の内容にいきますね。

ネタバレしないように気をつけて紹介します(・∀・)

 

 

かつてナミヤ雑貨店では、店主のお爺さんが手紙によって悩み相談を請け負っていました。閉店してしまった今になって、とある悪事を働いた若者3人が廃屋となったお店に忍び込んだんですが、そこに過去からと思われる悩み相談の手紙が届きます…。

 

この作品は、5つの章から成っていて、

それぞれ相談者の悩みを解決していきます。

それは、雑貨店が開かれていた当時の話で店主が回答していたり、忍び込んだ現代の若者3人が悩みに答える話だったりするんですが、まぁ、見事に全てが繋がっていくんです!!

 

ナミヤ雑貨店の他に、もう一つ大切なキーワードがあって。

丸光園という児童養護施設なんですけど、そこと雑貨店の不思議な関係が明らかになっていくんです。

 

(余談ですが、丸光園…なんて読むのか最後までわからなかったです…まるみつえん?がんこうえん?まるひかりのその?←これは違いそうw)

 

読んでいくと、少しずつ繋がりが見えてくるんだけど、最後の章でハッキリわかるんですよ、全ての繋がりが!!

気持ちいいっっ!!!!!

 

 

私は、読者の想像に任せるようなラストよりも、ハッキリくっきりしてくれるようなお話の方が好みなので、これはよかった(*゚▽゚*)

 

東野圭吾史上 もっとも泣ける感動のミステリーとうたわれていますが、正直泣けるところはなかった…

泣けるというよりは、心がほっこりするような感じですかね(o^^o)

なんにせよ、おもしろかったです(о´∀`о)

普段読書はあまりしないという方にも、ぜひおすすめしたい1冊です!!

読みやすいよ☆

 

映画化されてるみたいなので、機会があれば、

映画も見てみたいなぁと思います(*゚▽゚*)

 

以上です(๑>◡<๑)