本のおはなし

ゆるーい読書日記です( *´艸`) 書評など難しいことはできないけど、読んだ本について感想などを綴っていきます♪

【記憶に残す読書術】

まさかの100均で出会った本です。

 

 

ダイソーで見つけて、とっても興味深いタイトルだったので即購入。

あっという間の1時間ほどで読めてしまいました( *´艸`)

 

私はずっと小さいころから本は大好きでした。

学生時代、読書から離れた期間もけっこう長くありましたが、

大人になって再びハマってからは、ずっと好きでもう何冊読んだかわかりません。

だけどね、よっぽど印象に残っている作品以外、ほとんど詳しい内容を覚えていないのです…。

 忘れないように、読書ノートをつけてはいるんだけど、そのノートすら、

印象にのこったもの以外はあっさりした感想などしか書かれていなくて、

あとで読んでもあまりよく思い出せなかったり…( ;∀;)

 

日ごろからそんなことを考えていたので、

この『記憶に残す』というタイトルに惹かれたんですね☆

 

読んだ結果、やっぱりブログで記録したりするのは良さそうです(*^_^*)

1冊の本から2つの記事が書けるくらい深く読めるようになれればいいな。

 

あとは、あらすじや感想を記録する読書ノート以外に、

本の内容から得た知識や雑学を記録する別のノートを作ることにしました(*´ω`*)

読んだときは「へぇ。そうなんだ!!」と感心したことも、

そのうち忘れるんじゃぁ、もったいないからね…。

読書ってそれなりに時間もかかるし、せっかく読んだなら何かを得たいしね☆

 

…というようなことを考えさせられる内容となっていました。

ただね、こうやって参考にしたいな~と思う部分ももちろんあったけど、

逆にそこまではやりたくないな~みたいな部分もありました。

私は読書は飽くまでも趣味です。楽しくできてこそです。

義務のように、1日何分読むとかそういう感じにはしたくないのですね~(´・ω・`)

 

 

あ、そうそう、読書ノートについてとか、今まで読んだ本についてなど、

これから少しづつ記事にしていきたいと思っています( `ー´)ノ

1か月に1~2冊ペースでしか今は読書できてないけど、

今まで読んだ本がたくさんあるんだもん、その本を紹介したっていいわけですもんね☆

 

 

ということで、本日は以上です(*´з`)

 

 

 

【郵便配達人 花木瞳子が盗み見る】 二宮敦人

盗み見ちゃうの?!

内容(「BOOK」データベースより)
郵便配達人として、今日も明日も元気に手紙を届ける花木瞳子。彼女は小さな好奇心から、配達すべき封書の中身を盗み見てしまう。そこに書かれていたのはたったの一行。「あなたは誰ですか?」。差出人の正体を追う瞳子の穏やかな日常は二転三転しながら、猟奇的な連続殺人事件へ突入していく。手紙に秘められた衝撃の真実に、あなたの心は震えあがる!郵怖探偵が挑む、お仕事ミステリー開幕!文庫書き下ろし。

 

 

文通が大好きな私は、どうも郵便関係のタイトルに惹かれてしまいます…。

これは読まねば!!と、積んでいた本です(*´з`)

 

日常の中の、郵便にまつわる些細な事件のお話なのかと思って読んでいたら、普通に殺人事件でびっくりしました(笑)

しかもかなり残忍な殺害方法だし、犯人も異常な感じでした(*_*)

具体的に想像してしまうと気持ちが悪くなってきちゃう…

 

なんとなく、途中から犯人がわかってしまったんですけど、それでもラストに向かって一気に読めました(o^^o)

 

ただね、これはフィクションだから、手紙を盗み見ても仕方ないんだけどね。

郵便配達人って、やっぱり毎日いろんなおうちを回ってるだけあって、いろんな情報を知らず知らずに得ているんだなぁということがわかって、正直ちょっと怖くなりました(*´Д`*)

それでも、情報を悪用する人なんてそうそういないし、どんな天候や気候の時も毎日大切な郵便を運んでくれる配達人さんにやっぱり感謝したいなーと思います(・∀・)

 

ストーリーよりも、配達人さんのお仕事の内容が知れたのが、私にとっても良かったかな☆

 

郵便配達のお仕事を知りたい方、

刺激的な殺人事件が読みたい方にオススメする1冊でした(*'ω'*)

 

以上です。

 

 

 

 

 

 

【秘密結社にご注意を】新藤卓広

このミス大賞優秀賞受賞のユーモア・ミステリー。

 

 

内容(「BOOK」データベースより)
ストーカー容疑から会社をクビになり、引きこもりの生活を続けていた青野恵介は、ひょんなことから“秘密結社”に就職することになる。息子を誘拐された会社員は、犯人からの指示でのこぎりを購入している。ピッキングが趣味の男は挑戦状を受け取り…。まったく無関係にみえたそれぞれの事件がやがてつながり始めて―。『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞のユーモア・ミステリー。

 

 

タイトルも面白そうだと思ったけど、

なによりも表紙のイラストに惹かれました( *´艸`)

 

今まで秘密結社の本なんて読んだことがないので、新鮮でした。

もう少しミステリーの要素が大きいかなぁと、勝手に思っていたので、

すごくライトに読めました。

 

それぞれが無関係に思えた事件が、話が終盤に近付くにつれて、

いろいろと繋がっていることがわかってきます。

この部分は、次から次へと面白かったですね~(*^▽^*)

 

ただね、ほんとに最後の方で、ずっと謎のままだった秘密結社のボスが

姿を現すんですけど、意外なはずの人物なんですが、

なんだかびっくりできなくて。

ありきたりな気がしないでもないというか…。

多分、私が勝手にもっともっとミステリー色が濃いものを

期待していただけだと思います(´・ω・`)

 

とにかく、ライトに読めるので、

難しい本や重い本の間に挟んで読むのもいいかもしれません☆

 

 

 

 

新藤卓広さんは、この作品の次に、

【アリバイ会社にご用心】

という作品も出されているようなので、

機会があればこちらも読んでみたいと思います(*´ω`*)

 

 

軽い気持ちでミステリーを読まれたい方などに、オススメできる1冊でした☆

ということで、以上でーす(*'ω'*)

 

 

 

 

【星がひとつ欲しいとの祈り】 原田マハ

人生の節目に何度も読み返したい1冊です!

 

帯にそう書いてあるんですが、本当にその通り!!

 

 

20代から50代まで、それぞれ娘や母、妻という立場から描かれている短編7編になってます。

 

 

妻子ある男性との子どもを授かったものの、自分の仕事や夢を諦められずに、母として生きることよりも女として生きることを選ぶ女性の話。

 

大女優の母が生きている頃は距離をとって生きてきたが、母の死後初めて、母がどんな気持ちで自分を産んで一人で育ててきたかを知る話。

 

夫を亡くした女性が、娘とその婚約者と一緒に、夫との思い出の地を訪れる話。

 

ほんの5年間ではあったけど、母娘関係だった二人。娘は今では有名な歌手だが、

大麻という犯罪に手を染めてしまい…何年かぶりに連絡をしてきて、いっときの時間を二人で過ごす話。

 

などなど、いろいろな女性の話が描かれています。

 

どの話も、良いお話という感じで、読了感がとてもいいです。

心がほっこりする感じですね(*^_^*)

ただ、私はですけど、

心が荒んでいるときに温かさを求めて読むというよりは、穏やかな気持ちの時に、もっと気持ちよくなるために読みたいかな~と思います。

…わかりますかね、この感じ…w

 

 

 

原田さんの作品は、今まで何冊か読んでいますが、

風景などの描き方がとてもきれいで私は好きです。

例えば…引用させていただきますが、

p195

尖った山の頂に向かって、鮮やかな絵具を散らしたように紅葉が駆け上がっているのが見える。水蒸気にうっすらと白くかすむ様子は、まぼろしのようだ。

みたいな感じで、すごくきれい(*゚▽゚*)

余談ですけど、同じような理由で、

江國香織さんも、きれいな描き方をされるので好きです。

 

 

短編集だし、小難しくないし、いいお話ばかりなので、

さらっと読めると思います☆

読書が久しぶりっていう方にもおすすめできる1冊かな(*´ω`*)

ということで、気になる方は、読んでみてくださーい☆

 

以上です(´▽`*)

 

 

 

 

 

 

 

 

【イニシエーション・ラブ】 乾くるみ

したたかすぎます…怖すぎます…

 

 前回の記事からかなり時間があいてしまいましたが…

今回はこちらを紹介したいと思います。

 

 私は今回で3回目かな。数回読んでいます。

 

以前になにかのテレビ番組で、

くりぃむしちゅーの有田さんが紹介されていて話題になりました。

私もそれで読んでみたはず…。

 

 

内容(「BOOK」データベースより)
僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。

 

 

詳しくお話しちゃうと、ネタバレになるので、難しい…。

とにかく、マユと鈴木の恋愛小説なんですよね。それは間違いない。

昭和の時代のお話で、カセットテープなんかが出てくるわけで、

それにちなんでか、小説自体も大きく 

side A  と side B のふたつの章に分けられています。

これがミソと言えるでしょうかね。

 

初めて読んだときは、読了後、

思わずすぐに初めから読み直してしまいました。

それくらい衝撃的でしたから…。

 

この小説、私は出てくる人のほとんどが好きにはなれませんでした。

人間のしたたかさや、ドライすぎる部分なんかが怖い(´◉◞౪◟◉)

 

あ、あと、ちょっとベッドシーンの描写?みたいなものが、

長いし細かいしで、私はそういうのはあまり好きではないので苦痛でしたね…

と言いつつ、何度も読んでいるじゃないかという声も聞こえてきそうですがw

 

 

 

 

こちらの作品は映画化もされていて、実は映画も見ました(*´з`)

読書も好きだけど、映画鑑賞もかなり好きなんです。

 

姿が見えない小説だからこそ、成功するトリックがおもしろい作品だと

思っていたので、一体どんな風に映像化するのかなぁ…と気になって。

 

ちょっと無理がある感じではあったけど、ありといえばありなのかな…

という感じで、そこは乗り越えてましたw

 

昭和レトロな感じも画面からひしひしと感じられて楽しかったです♪

当時流行っていたであろう曲もたくさん流れてきます(*´з`)

こういうところは映画ならではの楽しみですね☆

 

マユ役の前田敦子さん、ぶりっ子な感じがすごく似合ってました。

あぁ、こういうふうに振舞えば、男性の目にはかわいく映るのかぁ…

なんて感心しながら見てましたw

まぁ、それもラストには怖さに変わるんですけどね…

おっと、ネタバレになっちゃいますね。

ここまでにしておきます(´・ω・`)

 

 

こういうどんでん返し系のお話は大好物です( *´艸`)

気になった方はぜひぜひ読んでみてくださーい☆

 

以上です(*´ω`*) 

 

 

あ、ちなみに、乾くるみさんの小説でしたら、

こちらもおすすめです(*^▽^*)

【ぞうくんのさんぽ 】

お散歩の季節ですね♪

 

 

 

ぽかぽか暖かくて、

毎日午後2時を過ぎると眠たくなりますw

 

お花も沢山咲いているし、

風も気持ちのいいこんな時期に

お散歩に出かけなきゃもったいないですよね!

 

 

2歳の娘がいるので、絵本もよく読みます。

こんな時期にぴったりだなぁと思うのが、

【ぞうくんのさんぽ】です(๑˃̵ᴗ˂̵)

 

 

ある日ぞうくんがお散歩に出かけると、

途中でカバさんやワニさん、カメさんと

出会って、みんなを背中に乗せていくんです。

 

はじめは「ぼくはちからもち」と余裕ですが、

どんどん「おもいなぁ」と辛くなっていきます。

 

最後はぞうくんが転んでしまって、

みーんな小池にどっぼーーーーん!!

というお話です(^-^)

 

このお話のいいところは、

最後、転んで水浸しになっても、

みんなご機嫌で気持ちがよさそうに終わるところです(o^^o)

どんな結果になっても、それを楽しみや幸せに繋げて感じられたら

とっても素敵なことだと思うわけです(๑˃̵ᴗ˂̵)

 

娘も大好きで、何度も何度も「もう一回」と

おねだりしてきます♪

一回で終わることはほぼないですねw

 

 大人も、時々は童心に返って、

素直な気持ちで絵本を読むのもいいかもしれませんね☆

 

 

【むかしのはなし】 三浦しをん

 

今、「昔話」が生まれたら…がテーマ☆

 

とても面白そうなテーマですよね(*⁰▿⁰*)

 

 

 f:id:Rincoco:20180521202832j:plain

 

 

…実は、私、三浦しをんさんは、

どうも合わない作家さんのお一人のようで…

(お好きな方が見ていたらごめんなさい)

 

今まで読んだ作品も、途中で断念してしまったり、

最後まで読めても好きじゃなかったり(>人<;)

他にも読みたい本はいくらでもあるので、

三浦さんはあまり選ぶことはなくなっていたんですが…

 

このテーマに惹かれて読んでみました。

 

 

 

…結論。

良く分からないヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

 

短編になっているんですが、それぞれ、

かぐや姫だったり桃太郎だったりが元になっているようなんですね。

だけど、それが頭にあるからなのか、

一体どこが昔話なのかなんなのからわからないんです(´− ` )

 

かぐや姫がモチーフになっているお話では、

ホストが語る形式で進められていくんですが、

5人の女性客に貢がせているってあたりが、かぐや姫の部分なのかな。

 

花咲か爺がモチーフのお話は、飼い犬のおかげで空き巣に入りやすい家が

外から見ただけでわかるようになる、というメリットがあったって部分??

ちょっとネタバレになってたらすみません(´・ω・`)

 

確かに名前に犬とか猿とかが入ってたりとか、

そういうちょっとしたところは、元々ある昔話をモチーフにしてるんだな

とわかるんですけど、

今、「昔話」が生まれたら…ってどういうことなのか(*´Д`*)

 

誰かが誰かに語っている形式が、昔話なのかなぁ?

いくつかの話がリンクしてるのはおもしろいと思ったので、

昔話うんちゃらっていう最初の固定概念がなければ、

もっと楽しく読めたのかもしれません。

 

他の方のレビューなんかを拝見すると、

みなさんすごくうまくできている的なことを書かれています。

…今度またゆっくりじっくり読まなきゃ理解できないかもしれません(*´Д`*)

 

ということで、今回の作品の紹介はうまくできなさそうなので、

ここまでにさせていただきます。

なんの参考にもならないですよね…

ごめんなさーい(´◉◞౪◟◉)

 

こんなモヤモヤな感じの紹介で、

逆に気になった方、ぜひ読んでみてください☆

 

 

ただ一つハッキリしたことが。

やっぱり私は三浦しをんさんとは相性が悪いようです(`・∀・´)

 

 

以上です( `ー´)ノ